グッチが京都・旧川崎家住宅で“竹”テーマの体験型エキシビジョン、アーカイブ展示や特別茶室公開

グッチ(GUCCI)は、ブランド創設100周年を祝し、京都で体験型エキシビジョン「グッチ バンブーハウス(GUCCI BAMBOO HOUSE)」を開催する。期間は、2021年7月22日(木)から8月22日(日)までとなっており、全日事前予約制。

※8月15日(日)までの予定だったが、好評を受けて会期を延長することとなった。

大正ロマン漂う旧川崎家住宅で体験型エキシビジョン「グッチ バンブーハウス」

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エキシビジョンの会場となるのは、グッチが創設された1920年代に建造され、京都市の有形文化財に指定されている旧川崎家住宅。かつて綿布商を営む井上利助が建て、後に川崎家の住宅として使用されていた。当時の趣そのままに、大正ロマンの香りを感じる建築としても知られる。

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「グッチ バンブーハウス」では、茶室や坪庭を備えた伝統的な町家の様式と、ヨーロッパの建築様式や意匠が共存するこの空間を最大限に活かし、多様な体験を用意する。

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エキシビションのテーマは、その名からも分かる通りバンブー(竹)。グッチを象徴するハンドバッグの素材であり、またその節を持ちながら天に向かって伸びていく姿にグッチの100周年という節目への思いを重ね合わせた。

貴重アーカイブのインスタレーションや、グッチの世界観が融合する特別茶室公開

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竹林のある庭に面した部屋では、バンブーハンドルのバッグをはじめとしたグッチの職人技を象徴する貴重なアーカイブのインスタレーションを展開。竹を用いた作品で世界的に高い評価を得ているアーティストの四代田辺竹雲斎によるアートワークとともに展示する。

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また、数寄屋の名工が手がけた茶室は、日本の茶道の伝統とグッチの美の世界観が融合した空間へと再生され、新たに「竹節庵」と名付けられ、公開される。

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さらに、フィレンツェにあるグッチ ガーデン ブックストアのラインナップを参照し、特別にキュレーションされた書籍を集めるライブラリーも用意。

グッチの「Aria」コレクションにまつわるショートムービーを上映するシネマルーム、グッチが1990年代に発表したバンブーハンドルのトートバッグを現代的に再解釈した新作〔グッチ ダイアナ〕をフィーチャーしたサロンも設けられる。

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