ブライトリング ナビタイマー A232B35NP 実はデザインだけでなく、ムーブメントも異色!! 日付変更が鍵
仕様:ステンレススチールケース&ブレスレット、自動巻きムーブメントCal.23(ベースムーブメント:ETA Cal.7753(推定)、パワーリザーブ44時間)、サファイアクリスタル風防、防水性:日常生活防水(30m)、ブラック文字盤(日付表示、夜光塗料インデックス&針、計算尺)
サイズ:ケース横41.8mm、厚み約14.6mm
定価:生産終了品(生産時定価:税込67万2000円)
今回の時紡ぎは、ブライトリングのナビタイマーです!!
オメガのスピードマスター、ロレックスのデイトナと並び立つクロノグラフの定番!! ブライトリングといえばクロノマットがブイブイ言わせていますが、昔から存在する不変の定番モデルといえばやはりこちらに軍配があがると思います。
今回ご紹介しますのは現行のナビタイマーの一世代前のモデルとなります。
現行のナビタイマーはETA2892という3針ムーブメントをベースとしてクロノグラフムーブメントに改造した自社ムーブメントですが、今回ご紹介いたしますナビタイマーはCal.23というムーブメントを搭載しています。
出典元:ETAウェブサイト
ただ、このCal.23は元々はETA社のCal.7753と言われており、そのCal.7753はやはりETA社のクロノグラフムーブメントCal.7750の派生ムーブメントであるとも言われているのです。
言うまでもなく、Cal.7750はいろんなブランドでクロノグラフに採用されているいわば「定番」とも言えるクロノグラフムーブメントです。
そのETA7750を搭載した時計は、上の画像のようにクロノグラフの積算計が12時と6時の縦方向に並びます。
ところがETA7750をベースにモディファイされたと言われているETA7753は、このようにクロノグラフの積算計が3時と9時の横方向へと並ぶのです。
ETA7750をベースとしていると言われていながら、ETA7753は積算計の配置が違うんですね。